column: 2004年8月アーカイブ
アトピーとまったく関係ない記事であるが、移動体音声通話会社マイノリティーである私のお話を書かせてもらいます。
皆さんはアステルというPHS会社をご存知だろうか?今時のナウなヤングにアステルといっても誰も知らないことにちょっと驚かされている。PHSというものさえ知らないという若者もいるので「おいおい」と思ってしまうのである。
今、現在アステルという会社が最新機種として提供している機種は、着信音が3和音の白黒画面、折りたためない形状をしているのである。カメラ付きなんてとんでもない。V社のようなテレビなんて画面が白黒だから見られないし、高山家HPにあるQRコードも読めないのである。
最近、PHSのアンテナが折れたので関西電力営業所で相談したら、修理よりも機種交換を勧められたのであるが、現在所有している、3年前の白黒画面3和音機種しかないので、機種交換さえ気がうせてしまう状態であった。
そのアステルからついに、サービス終了のお知らせが到着したのである。私は基本的にアステルの電波状況をこの8年間でだいたいどこではいるか把握していたので、問題なく使用していたのであるが、サービスが終了となると不便を感じるのである。
普通の携帯電話なら、電波十分入るじゃん、と思っている人も多いと思うが、意外と、PHSのほうが入りのいいエリアも実際あったりするのである。電波エリアを体感しながら生活していた私には、また初めから、次のキャリアにおけるアンテナ位置チェックに励まなければならないのである。
アステルユーザであるために偏見や差別を感じたこともあるのである。
Aさんの発言「そういえば私の知り合いのアステル使っている人って高山君みたいだったわ」(この”みたいだった”とはアステルユーザであることを通じて、明らかに蔑視された意味合いを含む)
Bさんの発言「高山君て、マイノリティーのメインストリームに成りたいんですか?」(これも明らかにお前はキショいぞキモイぞと言われているようなものである)
Cさんの発言「高山さんて原発建設推進派の手先だったんですか」(これは電力会社の人と明らかに間違えられている)
Dさんの場合「アステルって電話番号あるんですか?」これはマニアしか手に入らない秘密結社的違法電波を利用した集団の輪に関わっていると思われている)
Eさんの場合「アステルって”あ・捨てる”って意味ですよ。何でアッと思ってすぐに他のキャリアに変えなかったんですか?」(これは停波することなどすぐに予測できる会社になぜ絡んだのかという自己責任論を展開されてしまったのである。)
Fさんの場合「アステルって名前がステロイドに似てませんか?」確かによく考えればアステロイドって言っても違和感なさそう。
Gさんの場合「アステルって出会い系サイトとかあるんですか?」アステルで出会いサイトを使った人に聞いたら、出会い系サイトの登録者がいなくて出会えなかったらしいです。
Hさんの場合「アステルにワン切りとか迷惑メールって来るんですか?」これはほとんどありませんでした。ワン切りがブームのころ話題に入れず、羨ましかったりしました。でもワン切りはやめてね。
まぁ、さまざまな意見をもらいながら、アステル関西、停波へのカウントダウンが始まっているそうである。来月には止まるかもとの話で、もう他社の物を手配してはいるが、次の会社はいつごろ停波になるのか楽しみにしながら、また弱小キャリアに絡んでみようと考える今日この頃である。
最近、仕事の関係上、電車に駆け込み乗車してしまうことが多いのであるが、今日はある意味駆け込み乗車の危険性を改めて感じたことがあった。
某駅でエスカレーターを皆が走って降りていったのを見て「走らないといけないのかな?」と思ってエスカレーターを走って下ってみたら、案の定電車が出発しそうな雰囲気であった。中川家が駆け込み乗車で電車に載れなかったサラリーマンのコントのようにならないよう、絶対乗ってやろうと電車に乗り込んだのである。「やれやれ、ドアの閉まった車内の乗客から嘲笑を受けることがないわ」とホッとしていたのも束の間、辺りから妙な視線を感じた。そして車内を見渡してみると周りは女性しか乗っていなかったのである。
知っている方はいると思うが関西では一般化しつつある「女性専用車両」に乗ってしまったのである。この車両から降りる一駅の間の女性から冷ややかな視線はなんともいえない不思議な想いであった。
駆け込み乗車をしようとして電車に乗れずに、車内の乗客から嘲笑されるのと、駆け込み乗車をして乗った車内で女性専用車両の女性から受ける冷ややかな視線を天秤にかけたとき、これからは、駆け込み乗車自体をやめようと改心をしたのであった。
女性専用車両は、女性が受ける痴漢被害に対して、鉄道会社が裁判などで損害賠償責任を逃れるためのひとつの方策であるということを聞いたことはあるが、女性専用車両に乗ってしまった男性の気持ちってどうなるのだろうか。
とにかく、車内アナウンスにある「駆け込み乗車は大変危険です」という意味を改めて味わいなおした一日であった。
