atopycolum: 2005年8月アーカイブ
世間は衆議院解散後の総選挙で政局一色の新聞記事であった。
最近いいことの無い私に、一つだけ楽しみにしていることがある。それは、少しだけ早く帰れる日に日経新聞が読める喫茶店でタバコを吸うことなのである。
日経新聞には経済のことがたくさん書かれていて、新製品情報や、お金の流れがよくわかる。お金の無い私にはお金の流れを知ることが他人の懐具合を知ることになるので面白いのである。
今日の大体の新聞には、政局についての事が書かれていた。その中でも日経新聞が気になりいつもの喫茶店に行ったのだが、日経新聞朝刊がないのである。そして周りを見ると、日経夕刊を読んでいる人がいた。夕刊を読んでいる人が読み終わるまでじっと我慢をした後ようやく新聞を手にした。
大して面白い記事は無いだろうとおもいながら、ぺらぺらめくっていると、なぜかアトピーのことを書いている記事があった。
大体、アトピー系の新聞記事は取材した医者がわかるだけで読まなくても内容がわかる。
そして、見出しも「掻くことを癖にしない」みたいなことが書かれていて「痒いから掻いてるんだよ」と心の中で突っ込みながら、記事の最後まで目をやったときに「アトピー患者さんは負けず嫌いの人が多い」と書いているではないか。「××しなければならないと自分を追い詰めるんではなく、××できるように近づけようという心積もりだけでもストレスは減る」とかかれていた。
言われてみれば、最近負けるのが怖くて怖くて必死になっていた。
私の家庭環境に問題があることは以前から書いているが、親が、子供の弱さを知らしめる教育をするもんだから、家庭内はずっと恐怖政治みたいな状態だった。いまさら親のせいにしても仕方ないので、鬱をきっかけにもう少し負け上手になれる自分を作る必要がある。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
この言葉をいつも忘れる今日この頃です。
最近、私の髪型がかつらをかぶったように髪が浮いているらしい。要はぼさぼさなのである。
仕事の休みが月曜日で、散髪屋の休みも月曜日。一応土曜日曜も時間を作って散髪屋にいけないわけではないが、散髪屋で待っている人が多いのでいくタイミングを逃すことが多い。
散髪屋にいけないのは、個人的事情なので仕方ないのだが、髪の毛が伸びると、かつらをかぶったような髪形になる理由がある。
それは、「ズラをかぶっているから」「植毛に失敗したから」ではなく「朝、鏡を見ない」のである。
アトピーがひどくなってからもう12年目である。一番多感な17歳から今までアトピーという見た目でわかる症状を抱えてきた中で、どうしても見たくないのは、その日の自分の症状なのである。
朝、鏡に映る自分の顔を見て症状がひどいとわかると、なんかその一日ずっとブルーなのである。 どこに行くにしても「本当はこんな見た目ではないのだ」とおもうのである。
私の場合、アトピーが良くなったからとて、見た目の悪さは変わらないことがばれてしまうのでめちゃめちゃ意識しているわけではないけれど、病状が良くないと本当に気分が落ち込む。
その日一日中ずっと重度のアトピー患者なんだと鏡に思い知らされている気がするのである。
朝、鏡を見ないということは顔も洗わないのである。これも、乾燥肌だからあまり油分を落としたくないのである。いろんなアトピー患者さんがいて朝に顔を洗う人もいるし、鏡が大好きな人もいる。
私もそろそろ、朝に鏡を見て爆発ズラ頭を手入れしないと、誰もまわりに人が寄り付かなさそうな気がしてきた今日この頃である。(すでに誰も寄り付いていないので、何をやってもダメなことはすでにわかっているのだが。。)
