アトピーなんて大っ嫌い
先日、あるアトピー患者の女性に告白してみることにした。
その理由は、一戸建ての家にひとり、とり残された状態があまりにも孤独な状態だからだ。
日程をなかなか合わそうとしない相手へ、強引にお願いして会ってもらうことに。
そして、告白してみると、断られてしまった。
確かに、告白するまでの経緯として強引にお願いして会ってもらっている段階で、普通はだめなんですけど、私にはある根拠により自信があったのだ。それは、アトピー患者は私のことを拒まないということだった。
実はアトピー的自由計画を運営してきて、困っていたことがあった。それは、女性にどのように向き合うべきかということだった。世の男性に相手にされないと思い込んでいるアトピーの女性患者が多い中で、アトピーで自立して生きている人間を見るとアトピー患者の女性にとって、絶好のターゲットとなることがある。それは、双方がアトピーの辛さを知っているだけに、相手が困っても自分が困っても、病気のことをとがめることなく、ともに解決するように努力する関係になるので、病気にとらわれず、それ以外の楽しみも見つけやすい関係となるのである。これはこれでいいのだけども、それだけを付き合う動機にするのはどうかと思って、女性にはかなり慎重になっていたんだ。ただ、中には強引な人もいて、私が意識していないのに、男女の関係を持ち込まれてしまったりすることもあって、女性不信気味になるときもあった。
なので、その女性がなぜ断ったのが心底不思議だったのだ。そして、断り方も、きっぱりと、って感じで、はっきりしたものだった。ちなみ私も、何度か女性に告白したことがるが、告白した相手がアトピー患者以外の女性でも、大体相手はうれしいので、即答はせずに友達以上恋人未満からなどというあいまいな返事をすることが、多かった。時間をかけて考えてみるということが多いのだ。
というより、断るっていうのはそれだけ相手を受け入れられないはっきりした理由があるからである。そして、相手はヒントとなる二つの答えをくれた。一点目は結婚を前提として付き合いたいイケメンがいる。二点目がアトピーの子供が生まれるのがいや。だった。
さて、上記の理由をきいたその時は自分の至らない部分があったかと自分の魅力のなさにがっかりしたものだったのだが、理由はそれ以外にもあった。
それは、私の存在を拒絶したその人は、「アトピーの存在を拒絶していた」のである。なので、アトピー患者以外の人と付き合いたいし、アトピーの子供も生みたくないというのである。
その人とはそこそこの知り合いだったけど、アトピー患者の本質を今まで理解していなかった自分がちょっと面白かった。確かに、私が15年前に重症アトピー患者になった当時、入院中に出会った女の子がいてその子は、イケメンにお金を貢いで借金まみれになっていたことを思い出した。当時は、あまりの痛々しさに、その後、私がその子に告白したけど、アトピーの子供が生まれるのが嫌い!!って私を拒絶したことを思い出した。私と知り合って、アトピーを認めてくれたと、言って感謝してくれるアトピー患者もいれば、同じアトピー患者なのに他人事のように、私を検体として眺めているやつもいるし、自分の辛さを重ね合わせて私を避けるやつもいるわけだ。
どちらにしても、私が言いたいのは、「自分に自信を持ってください。そして、自分を大事にしてください。」
これだけです。
その後、世間で言うイケメンといわれる人種にいろいろと、話を聞いてみた。すると、結構、自分の惨めな部分を補うかのように、イケメンに自分の存在を投影するかのような付き合いを求めてくる人がいると言っていた。要は、かなり依存されるので重くなるのだそうです。つれて回るのが楽しかったりするので、ペットと化す場合もあるでしょう。人間、顔だけで価値が決まるなら、ぜんぜん選択肢の狭い、違いも無い社会になってしまいます。そんな社会と自分で思い込んでしまうと死んでしまいたくなりますね。
あくまで顔なんて社会的評価の一部であって、易しさや、頭のよさ、器用さ、忍耐強さなどさまざまな要素が複雑に絡んで決められることってわからないんだなと思いました。
ちなみに、今はアトピーじゃない人にその後告白して今は良好な関係を持つことが出来ています。
アトピーであろうとなかろうと、自分さえしっかりしていれば、誰とでも付き合うことは出来るのです。
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