激闘 人生あと一ヶ月 親父とのラストラン その15
のこりは、親父を家に連れて帰ってくることが残った。
母のとき、ベッドを家へ借りてきた、兄に頼んで市役所へベッドを借りる手続きをしに行けば
制度が変わって介護保険の認定がないとベッドを借りられなくなっていたのだ。
医療の世界なら聞く人がまだいたから何とか乗り切ってきたけど、次は介護保険の世界を知る話になるのであるね。とにかく一日も早くベッドを家に用意してやりたい。ただ、市役所経由でレンタルベッドを借りられないのなら、どこにどのようにして借りるんだ?まったくわからない。
そこで、私がかかわっていたNPO団体に福祉関係の団体があった。仕方がないので、手当たり次第に、介護保険の事業所をどのように決めればいいのか、聞いて回ることにした。
ある、NPO団体では市が違うために、介護事業者の情報がないといわれた。そして、障害者系の団体にも問い合わせをしたのだけども、障害者と高齢者の介護制度が違うらしく、事情がよくわからないとのこと。
私がかかわりが深いのは障害者系の団体ばかり。とにかく介護事業所を選定してやらないと、ベットは借りられないのである。といって、適当なところに頼んでも、すぐにベットが家に搬入されるとは限らない。一日も早くベッドが借りられる事業者で、信頼できるところはどこなんだろうか?
そして、本当に切羽つまって神戸でかかわりのあった、高齢者対象のNPO団体に電話で相談することに。
高山 もしもし、リーフグリーンさんですか?
事務員 お、高山さんですか。お久しぶりです。
高山 あのー、N市でいい介護事業者って聞いたことありますか?
事務員 そうね、神戸市なら大体話しは聞くけど、N市はわからないは。
高山 そうですか。困りましたね。
事務員 そうね。一度近所の人にどの事業所を使っているか聞いてみれば?
高山 そうか。そうですね。一度聞いてみます。
そして、ちょうど隣も介護保険を利用されていたので、相談することに。そうすると、コープ神戸を利用しているとのことだった。そうだ。こういうときは生協を使うという手があったのを忘れていた。神戸は生活協同組合の本場である。
その話を聞いてすぐに近くのコープに走りこみ、相談しベットは翌日家に搬入されることが決まった。その後、いろいろとコープ神戸で事情を聞いたら、ベッドを借りる相談は、私の父が入院している病院に併設されている、老人ホーム内に相談窓口があるというではないか。おいおい、それなら、すぐに、ベットが借りたいというニーズは病院で隣に行けって言えばいいだけだったってことじゃないか!!
なんという、無知な病院。終末期をケアできるって親父の主治医は言い張っていただけど、こんなことも知らない現状で何をしようというのだろうか。とにかく、これでは先が思いやられると思いながらも、次のステップに向けて準備は粛々と進めていたのであった。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 激闘 人生あと一ヶ月 親父とのラストラン その15
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.atopy.org/mtsys/mt-tb.cgi/325

コメントする