アトピー連続小説 続・骨折とアトピー 第九話

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 5月1日に入院してから3日目。薬事反応もなく、膝の調子も格段に調子が戻っている。経過は順調である。文句なくいい病院である。

 さて、問題は病院の日中は暇なのである。どのように暇かというと、ちょっとした自由のある刑務所の中で閉じ込められているに近いかもしれない。え?っておもうかもしれないけど、一般庶民の病室の場合 テレビを見るのが有料だし、一日ずっとテレビをつけていると1000円取られちゃうんですよね。(病院にもよりますが)10日で一万円です。当然入院中は働いていない上、入院費もかかるわけですから、節約したくもなりますよね。それ以外の楽しみは、食事と入浴ですかね。

 朝は7:30にたたき起こされ、ご飯を強引に腹に叩き込んだ後は、売店の開店を待って新聞を買い、新聞を読んでいると、看護婦が見回りに来て、本日の担当看護婦さんが誰かわかります。担当看護婦さんによっては今日は一日楽しめるかどうか気分が決まりますね。ちなみに私の場合、いろいろと聞きたいことや用事がある場合、気持ちよくコミュニケーションが取れる看護婦さんが担当になる日まで溜め込んでおいて、吐き出すことをしています。そして、看護婦さんが見回りにいたときに、入浴のお伺いを立てた上で、入浴時間を決めてもらいます。アトピー患者は入浴が病状安定のために必要なことです。だからといって「俺はアトピー患者だからいつでも入るぞ!!」では看護婦さんに嫌われてしまいます。特にアトピーに理解の無い病院では嫌われますね。それは、看護婦さんが入浴介助して浴室を使う時間というのがあり、この時間に割り込んで入浴しようものなら結構白い目で見られたりしますね。アトピー患者にとっては痒いときに入浴したいと思うのですけども、看護婦さんの見回りがあるときまで入浴時間は決めないことをお勧めします。

 あとは12:00の昼食を待つのみ。ご飯が来る前の一時間が長いんですよ。何もしないで待っているだけだから、なかなか時間が経たないのです。そして、昼食後はながーい暇な時間です。面会客が来る人はまだましだけど、私のような嫌われ者は誰も来ないのでベットの上でじっとしているだけです。ここでやってしまうといけないのは寝てしまうこと。これをやりだすと夜が眠れないのです。だからベットの上で本を読んだりラジオ聞いたりテレビを見たりするぐらいですよ。そのくせ、部屋でじっとしていると看護師は「たまにはどこかいかれたらどうですか?」というし、どっかいっていると「高山さんはいつもいないので困ります」となり、何かにつけタイミングの悪い私は怒られるのみであるのです。要領のいい患者さんは、看護婦さんを口説いて夜勤明けの日に一緒に外出していたなんてこともしばしばあるそうです。今度どっか行けって言われたら一度同伴外出をお願いしてみようかな。なんてね。そうこうしている内に夕食が到着し21:00には消灯です。個室ならば遅くまで起きていてもいいんですけど、問題は、以前記事にも書きましたが見回りの時間にだけ寝たふりさえ演じていれば問題ないのです。

 入院中は食事が楽しみのひとつでもあります。病院食はバランスの取れたよい食事なんて考えている方も大勢いられるのでしょうけども、どうなんでしょうか?添加物いっぱいのパン。缶詰のアスパラガス、農薬たっぷりのバナナ。正月の場合はお雑煮と黒豆とかまぼこと牛乳とバナナ。こんなメニューなので引いてしまう事がありますね。ところが、アトピー患者の場合、この普通の内科食でも入院すれば改善していくんだから不思議である。私が見ている限りは成人型アトピーと食べ物はあまり関係ないのかも。そして、入院中よく登場するのが「サバ」。以前、3日立て続けに「焼く」「煮る」「揚げる」の3パターンで登場したときにはさすがに参りました。疑うことしか能がない私は「サバを摂取することでの疾患ごとの改善率でも病院全体で検証してるのか??そして、ためしてガッテンとか、おもいっきりテレビで紹介されるデーター化をおこなっているのか。」と思いましたよ。おかげで退院後はサバは一切食べる気がしないですよ。なぜに、サバが重宝されるかというと、病院でだされる一食の食事は333円である。ところが、病院によっては333円以下の食事を提供して差額を儲けている病院もあるのだそうだ。333円ならもう少しマシな食事が出せる気がするものなぁ。有名な話ですが、朝食だけ食べで退院される方が多いですが、一日のうちに一食でも食べると一日分の食費(1000円)が請求されます。どうしても1000円払うのがもったいないと思う方は夕食後退院するか、退院の日は食事を食べないことをお勧めします。それと、以前違う病院に入院したのにもかかわらず、前回入院した病院の献立と同じものが出てきていて「なぜ」と思ったら提供する給食会社が同じだった。病院側も、給食会社を教えてくれれば傾向がわかるのでこちら側で、自分の口にあわせるための、必要な調味料の手配が出来るので情報公開してほしいものである。

 食事で言えば毎月一日になると赤飯が出てくる病院がありました。これはいまだに謎のままで、患者間のうわさでは「病院の医院長の誕生日ではないか。」とか「病院の設立記念日なのではないか」などなどあった。月の初めの区切りという意味では赤飯は目印になる。だが、長期療養費控除などを考えると入院は月をまたぐ前に退院するのがよいのです。だから、1日に入院していることはその月の中ごろまでお世話になることも考えられますものね。1日早々病院食に赤飯が出てくると「今月も入院おめでとうございます」って感謝されている感じがして気持ち悪くもあったな。

第10話は近日公開

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このページは、takayamakeが2006年7月21日 02:48に書いたブログ記事です。

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