アトピー連続小説 続・骨折とアトピー 第六話
※注意!!現在高山は躁うつ病で思考が大変低い内容になりがちです。この一ヶ月半、ブログの内容もレベルは低いと思います。ですが、本人のリハビリも兼ねた事でもあるのでご理解よろしくお願いします。当面躁うつ病が続きそうなので目をそむけるような内容が続きます。申し訳ありません。
前回は下世話な話題でホームページのアクセスがなぜか増えたのですが、本題に戻します。
今までの看護師さんのことを考えながら少し眠っていた。目が覚めると、前回の入院と同じようにやはり顔が火照り出した。前回はこの顔からの汗にどう対応するべきか困った。だが、今回はすぐ看護師さんに「氷枕」と「タオル」の準備をお願いして汗のコントロールできた。麻酔が効いているときは麻酔の効いている部位は凍りついたようにつめたい。なので、電気毛布がないと寒いのである。これは、治療者サイドも知っていることなので以前の病院でも今回の病院でも電気毛布は準備されていた。ところが、この電気毛布が必要なくなるタイミングと、汗の出るタイミングが意外と一緒だったりするので、電気毛布をとってもらうことと、火照っている部分を冷やすのを同時に行うことが汗のコントロールを行えることになるのだろう。
そして、その日の夜には三分粥食事が出てきた。以前の病院では、尿道には管が通され、術後すぐには食事も与えられなかった。まぁ、点滴で栄養は十分あるんだけれども。とにかく、生活を普通の状態に戻していくスピード感がありますね。下半身麻酔は完全に切れてないけども、看護師さんに「体起こして~ぇ」とか甘えている場合ではなく、なんとか重い体を起こしてベットサイドの手すりにつかまりながら、倒れそうになる体を何度も安定させ、飯を流し込んでベットの横になる。
そして、12時間後には麻酔は完全に切れた。そうなってくると今度は手術をした患部が痛み出すのである。金属を取り除いただけなので、前回、骨に穴を開けたり金属埋め込んだりしなかったから大丈夫かなぁと思ったんだけど、痛いです。前の病院では「我慢しろ!!」って言うから本当にかなり我慢をしたおかげで、ぜんぜん寝られなかったんだよね。私って病気で何度も死にそうな想いをしているんで「痛みを我慢しろって」いわれれば結構我慢してしまうほうなんです。
でも、今回の病院では信頼関係がありますから、はっきり「痛いです!!」ってナースコール押して看護師さんを呼び出した。私はあまりナースコールが好きではない。夜勤の看護師さんはとにかく忙しい。夜になると病棟にひとりで20人相手にしないといけないし、急変患者が出たら夜勤看護師さんの判断によって患者さんの生死が決まってしまう。対応によっては職場内での立場が危うくなる場合もあるのである。なので、看護師さんが出来るだけ巡回してくる時間を狙ってお願い事するけど、今の私の立場は手術後の患者なので意見を聞いてくれる優先順位が高い。
そして、
看護師「どうされましたか?」というので
高山「膝やっぱり痛くなってきました」というと。
看護師「そうですか。」
高山「痛み止めありますか?」
看護師「ボルタレンつかったことあります?」
高山「ボルタレンは自分で投与すると解けちゃうんですわ」
看護師「そういう意味ではなくて、薬事反応はないですか?」
高山「薬事反応は大丈夫です」
看護師「では、ボルタレン挿入しますね」
どうしても話を先回りにしてしまう悪い癖があるのだが、無事、体の後ろから投入してもらって痛みも無事に一晩やり過ごすことが出来た。ボルタレンは解熱剤でも有名な鎮静薬ですね。一般の人にわかりやすいのは「プリザエース」の宣伝でしょうか。「痔には止まって治すプリザエース」ですよ。プリザエース状のボルタレンは手に持ったときに体温で解けてしまうんですよ。なので、自分では使おうと逡巡している間になくなってしまうことが結構あります。それにしても、ボルタレンが使えない体になったら、痛みをひたすら我慢しないといけなくなるからつらいでしょうね。ボルタレンアナフラキシーに成らないことを祈るのみです。
それにしても、手術後一日目の夜は長い。点滴針も腕についているし、血圧も定期的に測りに来られる。心電図こそ取り外してくれているが、膝の加減が次の日どうなっているか、どれぐらいよくなるものなのか、などを想像しながら眠れるような眠れないような、寝返りも打てないつらい時間が続く。夜にテレビをつけているわけにもいかず、といって電気をつけて読書をするわけにもいかない。それに、体調の悪いときはテレビを見ると気分が悪くなるのである。私はテレビ大好き人間だけれども、半年間寝たきりの状態のとき、テレビを見る気さえ起こらなかった。だからといって眠っているだけが楽かというとそうではなくベットから起き上がるけども、また横になりたくなる。パソコンも持参していたが使う気が起こらなかったものだ。このとき唯一私が楽しめたものはラジオだけであった。ラジオは耳から勝手に情報が流れてくる。それに仰臥していても情報を知ることが出来る。テレビが見られないときは、よくテレビの周波数が受信できるラジオでニュース番組を聞いていた。だが、ニュース番組の場合、たとえばアメリカの大統領の演説を取り上げるとき、テレビでは字幕で翻訳している。音声翻訳がないので音声だけ聞いている人間にとってはさっぱりわからない。このような時はラジオ放送がとても、役に立つのである。いろいろな意味で、ラジオ番組は入院生活にとって大事なのである。
ラジオの深夜番組も最近は面白くなくなっているんですね。若手芸人のトーク内容がぜんぜん笑えない。大学生が道端で歩いている程度の話であった。音楽番組にしてもアナウンサーがDJなのでいまいちなのである。それに最近の音楽聴いていてさっぱり解らないしね。ただ、ブラックマヨネーズがやっていたラジオ番組「ブラックマヨネーズのずぼりラジオ」は深夜番組の中でも唯一面白いと思っていた。だが、二年前に放送はなくなって、その後M-1のグランプリになっていた。深夜ラジオの陳腐化の中で、NHKや放送している、ラジオ深夜便という番組をご存知だろうか。深夜眠れない時間、世界のニュースや懐かしい音楽が流れてきて、どうでもいい内容の番組なんだが、それが、より眠りを誘う。あと、ラジオ小説なんかは結構聞き入れたりもした。そんなことを考えながら長い一夜を過ごす。
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