高山家的アトピー性皮膚炎の考え方(2006年改訂)
アトピー性皮膚炎は現在の医療技術で根治させられません
高山家はアトピー性皮膚炎は現段階で根治しないと考えています。アトピー性皮膚炎の原因も特定できていません。ですが治療薬は出てきています。治療薬の一つであるステロイド剤はアトピー性皮膚炎の症状(湿疹)に激的に効きます。しかしアトピー性皮膚炎の症状を改善しますが、突然ステロイドをやめれば元の症状に戻ってしまいます。アトピー性皮膚炎を治していないのです。
時々小さな頃ステロイド剤を使っていたがいつのまにか治ったという方がいます。それはステロイドが治したのではなく患者さんのアトピー性皮膚炎の症状がなくなったからステロイドを必要としなくなった訳です。
私はアトピー性皮膚炎は免疫異常が引き起こす慢性疾患であると考えています。例え話で言うと人が風邪をひくのににている考えています。風邪も治す薬がないけども勝手に治っていったりします。アトピー性皮膚炎は症状と仲良くつきあうことを心がけるべきだと考えます。アトピー性皮膚炎が治った!!という人は一時的に症状が治まったというだけで、長期的に見て絶対的に発病しないということは有り得ないと考えています。
アトピー性皮膚炎の原因が特定できないからといってピュアな症状と向き合わない医療者側の姿勢に疑問
アトピー性皮膚炎の治療で強力な治療薬で症状を抑え続けるだけの医療方針の方々がいます。アトピー性皮膚炎は症状が軽快な人から重篤な人までさまざまですが、治療者として病気を治し付き合う方向で患者と向き合うのであれば薬を投与するだけではなく、病状を細かく観察して患者と共に薬を使わないでも病気と向き合っていける環境作りをおこなっていくことが重要ではないかと考えています。
アトピーが重症化している患者さんを見ていて高年齢になるほど社会的責任や夫婦の問題、体力の問題がでてきてしまっています。たとえば社会人の方の場合、会社を解雇させられたり、既婚者の方は離婚を迫られたり、寝たきりで体力の低下が著しくなってしまったりしてしまいます。
成人アトピー性皮膚炎を発病したら多少苦痛でもアトピー性皮膚炎と若いうちにつきあっておくべきではないかと思います。社会にでてからつきあうのはなかなか至難の業だと思います。
高山家は民間療法を認めません
現在、高山家は一切の民間療法をしていません。人間の心は弱いもので医療が信頼できなくなると一般生活の中から治療法を見つけだそうとします。私は全ての民間療法の効果を否定するつもりもありませんし、現在民間療法を行っていてアトピー性皮膚炎の症状がよいという方がおられたらその方を否定する気はありません。ただ、民間療法をやっておられる方が他の民間療法を否定することは出来ないと考えます。所詮アトピー性皮膚炎を治そうという考えで民間療法を手にしてしまう方が多いと考えるからです。また民間療法の中でもとてつもなく高額なものもあります。たとえば温泉療法で百数十万もかかる療法を行っているところがあると聞いています。この療法で治った方もおられるとのことですが、その方は温泉がなければアトピー性皮膚炎が治った症状を保てないと考えますし、その方は温泉がなければアトピー性皮膚炎の症状が治まらないと思いこみ、ステロイドと同じく温泉に依存せねばならなくなるでしょう。もし温泉を使用しなくなっていてアトピー性皮膚炎の症状が治まったとしたらそれはリバウンドの期間が終わっただけと考えられます。また民間療法で高額な金額を請求するところは「金持ちが助かって、貧乏人は助からなくてよい」という弱みにつけ込んだやり方は許せません。私は民間療法をせずにリバウンドを乗り切ってきましたし現在は症状も落ちついていてふつうに生活しています。仮に何もしない人と民間療法をした人の結果が最終的に同じだったら民間療法は無駄だったということになります。ですから私は民間療法を認められないのです。
高山家は治療法のないアトピー性皮膚炎には心の支えになる医者が必要と考えます
高山家は民間療法を否定しましたし治療薬も否定しました。それでは一体アトピー性皮膚炎はどないしたらええねんという方がほとんどだと思います。アトピー性皮膚炎の原因が分からない以上どうすることもできないと思います。よくアトピー性皮膚炎の原因としてダニ、ほこり、食べ物、カビ、ストレスがいわれています。この中のダニ、ほこり、食べ物、カビはステロイドをやめてふつうのアトピー性皮膚炎になったら調べることもできますし改善することもできます。アトピー性皮膚炎の増悪要因をさまざまとりあげていながら根治さすための治療法は全く確立されていません。このことは死なないしすぐに治ってしまう程度の病気であると思いわれてるのではないかと私は考えます。医療の質が重要なアトピー性皮膚炎を甘く見すぎた結果ではないかと考えます。
患者は自分の満足のいく医療の質を医者に問うべきだと考えます
よく患者さんで医者にだまされたとか薬害にあったことをすべて医者のせいにしている方がいます。確かに医者の責任もあると思いますが薬害に遭うまで医療に関する情報を全く気にもしていなかったし、医者のいうとおりにしていたという人が大半だったと思います。また治療上で疑問に思ったことでも医者の見解だけしか医療に関する情報を知るところがなかったし、医者に治療法の疑問点をいえば嫌われて見捨てられるのがこわかったという方もおられると思います。確かに現在医者以外から医療の情報を得ようと思えば至難の業でしょうし、病院を何件も回るのも疲れると思います。しかし自分の体は自分しか守れないのです。自分の納得行くまで説明してくれる医者は必要ですし嫌われても疑問に思ったことは聞くことが出来ないといつまで経っても満足のいく治療はされないと思います。
そして、これから(2006年10月追記)
アトピー性皮膚炎の治療は薬を使わないで向き合うのは現在の診療報酬体系や、医療の構造ではとても難しいものがあります。そのような中でも、現在アトピー性皮膚炎の治療を受けていて患者が満足できる質の医術を施されているのであれば、その先生たちはどんどん増えるように患者は先生たちを守り立てていく義務であり権利もあるのです。質の高い医療を探し選ぶだけではなくその医療を守っていく(強引に勧める事ではありません)義務を果たすべき時期に来ているのはないかと考えています。
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 高山家的アトピー性皮膚炎の考え方(2006年改訂)
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.atopy.org/mtsys/mt-tb.cgi/3

はじめましてRuiといいます。わたしもアトピーを抱えていますが、かゆくて止まらないときは本当につらいですね。
『つらいということ』の本質はこうことなのではないか
古代中国の名将は傷ついた兵士の背中に出来た膿をじぶんの口で吸ってその人から信頼を得たという話があります。昔にもこういうことはあったのだと思います。アトピーは現代病というより、歴史的に環境的に検証して『うまくいかないこと』を自分で解決していかないとだめなんだと傷がわたしに教えてくれているような気がします。
最近はステロイドを止め、さらに非ステロイドも控えめにして
主に市販のかゆみ止めを使っています。これでかゆみはようやく収まったのですがこれは適切な対処でしょうか?
「つらいということの本質」についてご意見ありがとうございます。
「うまくいかないこと」が「すべて解決できることばかりではない」のが「つらいことの本質」であると思います。
人生楽しいことばかりではありません。苦しいことのほうが多いと思います。だからこそ、日々是好日でいられる自分作りができるようになれればいいのではないでしょうか。
お久しぶりです、お元気でしょうか?
私は、青森の八戸市で、病院実習で肉体的にも・精神的にもしんどくやられています。
久しぶりにホームページを拝見しました。
来年で卒業となりますが、大学に行くか就職するかで悩んでいます。
時間がないので、またメールします
PS じっくりホームページ読みますね