2005年3月アーカイブ

 今の世の中では、人材派遣といって人の給料から手数料を得る業種が華やかだが、人の価値はそんなに簡単にはかれるのだろうか?人の価値が測れるというのであれば、測る人間はそれだけすごい人間なのだろうか?

 仕事が、できるできない、という善悪(二元論)で人をを測れるのであれば、長所が見えにくい人間は永遠に仕事がないままである。教育をせずして、いい人材だけほしいという世の中の矛盾。そして、できない人間というレッテルを貼ってしまう世の中。

 アトピーという病気を抱えた人々でも一人一人、生活をするために力づよく生きているのである。アトピーが重症か軽症かの差はあるが、何とか前向きに生きていこうと創意工夫でがんばって生きていっている。だが、アトピーはどのときどうなるかというコントロールが完璧にできない。コントロールが難しい点では、アトピー以外のいろいろな病気も同様な部分があるのではないか。病気というリスクがあるだけで、人としての存在価値がないかのような境遇に追い込まれてしまう現実があることには憤りを感じてしまう。

 最近感じるのは、人に対する慈悲の心が必要ではないかと思う。アトピーの問題を追及するときも、最後は慈悲の心が大事ではないかと思うのである。アトピーは結果的にどうすることもできないのである。ただ、病気がよくなってくれるのを待つだけという場合もある。

 人間というのは悲しい生き物である。時々私も天狗になって、人間の悲しさを忘れるときがあるので、日々慈悲の心をもてるように心がけたい。

 談話室滝沢が閉店する情報がwebで目に付くようになってきた。webで閉店情報をみてから、一度見に行きたい思いに駆られている。

 webで談話室滝沢のことを調べれば調べるほど、見に行きたくなるのである。

 東京に住んでいた人々に談話室滝沢の話を聞いたら、「え、ただの喫茶店でしょ?」といわれておわるのである。しかし、webで調べる情報を見ると、「ただの喫茶店なの?」といってしまいそうになる。

 たとえば、
1、ウエイトレスがコーヒーを置くときにひざまずらしい
2、砂糖が清め塩みたいな袋に入っている
3、コピー機の横に灯篭と苔の生えた石がある
4、滝がながれ鯉が泳いでいる
5、いすは抹茶のような色
6、談話を邪魔しない心遣いがすごい
7、コーヒーは一杯1000円なのにチーズケーキセットは1100円である。
8、ウエイトレスの名前は全員滝沢さん
9、閉店した店には「死して伝言を残す」というメモが張られていた
10、社員は全寮制である
11、男性の髪型は7,3わけである。

などなど、私のつぼにはまる情報ばかりである。

 先日、山形に行く用事があり、途中東京を通過したとき、何度も途中下車できないものかと考えたものである。東京で仮病にでもかかろうかと考えたほどであった。

談話室滝沢になんとしてでも見に行きたいが、何かよい方法はないかと考えつつ、「水曜どうでしょう」見てたら深夜バスで行くのは死んでしまいそうだし。とにかく、談話室滝沢閉店までに見に行きたい今日この頃です。

 先日ようやく就職活動を終了して、人材売買業の紹介で一定期間あるところで働いてみることになった。そこで、社会人としてのポリシー研修なるものを受けてきたのである。

 その中で、「お前がお客さんの立場のとき腹が立ったことはこれからお客さんにするなよ」とか「技術がないから、答えは言えないけどどんな形であれ、客が満足できればそれでええんじゃ」とか「クレームが出ないように、こちらが予知能力を備えて客の人物評をしっかりして、超能力者になりなさい」とか、結構、脅しがきつかった。

 その中で一番お笑いだったのが、研修の書類にアトピーの話題が登場したのである。その内容はというと、

 例えば近所のおばちゃんで医者の人物評をする人がいる。
そのおばちゃんが
「皮膚科ならあそこのお医者さんがいいよ。だって治らないと思っていた私のアトピー治してくれたんだもの!」といっているらしい。

研修内容の文面のくくりに、
「では、どうしてこういう人が生まれるのでしょう?
それは、その医者に「感動」したからです。」

 この内容に私は心の中で大爆笑してしまったのである。
この連中、相手が後はどうなってもいいから、今結果の出ることだけやっとけばええねんという教育するんだと感心したものである。それに相手をだましても満足させればいいという香具師教育にも満ちていた。

 実はこの感動をお客様に与えるということは経営コンサルタントが自己啓発の一環としてよく多用される言葉である。大物マネジメント論者のF井Y雄氏も本などでよく多用している。

 これが、大卒の私なら、「そうか、感動を与えればいいんだ」と真剣に考えていたと思う。そういえばこの手の言葉で類似語は「共感」という言葉も当てはまります。

 そして、「品質って理解しているか?」
という話になり。品質の本質的意味を君は知らないだろうといわれた。そこで私も答えられなかったので意味を聞いてみると、品質とは、質を一定に保つことなのだそうである。これは、サービス業である場合、人間を指すらしく、人間の質も一定に保たないとサービス業として成り立たないそうである。ここでは、没個性を訴えてくるのである。またここで、健康管理につい点も一定の質が必要だと念を押されたものだ。

 なにせ、普通の人間に「相手の心を読む超能力」と「生死(体調)のコントロールが出来る法則を作り出せ。出来ないといわずに、少しでも近づけるように努力しろ」ですんでね。そのくせ、人間の質としては他の人間と変わらないような横並びも忘れるなですからね。あのー私は人間なので頭が言う事聞かないんですけど言い返そうかとも考えてしまった。

 最後に労働者の権利と義務について話があり、健康管理をしようとしない人間が、権利ばかり主張することは社会的道義に反する。何事においても出来ない人間は何かのせいにしたがるのは明白で、義務をしっかり果たしてくれとのことでした。どうやって義務の基準を引くのでしょうかと聞きたくなったものである。

 さぁ、久しぶりの一般社会生活。これからどうなることか。私が仕事を続けられそうなことを毎日祈るばかりです。

アトピー的自由計画から二つ告知があります。

1、今週の土曜日午後4時からアトピー的自由計画第8回の放送があります。
2、アトピー的コレクションの勉強会があります。

 今、ブログの記事を整理していたら過去に書いた物が出てきたので、掲示します。時間差はありますが、お読みください。

 市民活動を2年ほど関わっていたのだが、お金がなくなったので仕事を探すことにした。職探しもIT系の物を探すとほとんど派遣になる。そこで仕方がないので、ピンはね覚悟の人材派遣業に登録をしてみた。

 人材派遣に人材登録をするときは、アトピーの調子もよかったので、登録時に健康問題をとやかく聞かれることはなかったのである。ところがである。職種はどうされますか?といわれると、どうしても、残業のすくなさそうなものを選んでしまうのである。

 本能的に自分の体調保護優先することは当然なんだが、派遣屋さんについ電話で、「体調よくないので、残業少ない業種、お願いします」って言ったのが運の尽きであった。

 派遣先へ面接に同行する、人材売買業の方が、執拗に「体調が悪いって電話でおっしゃってましたけど何か持病でもお持ちなのでしょうか?」と聞いてくるではないか。
はじめは話題をそらして、何とか無視していたのだけれども、それでも派遣先の面接終了後も電車で分かれるまで、「どの部分がお悪いのですか?」と事あるごとに、散々詰問されて本当に困った。多分「アトピーです!!」って明るく答えてやればよかったんだろうが、さて、アトピーに対する理解度によっては厄介なことにもなるのである。実は詰問してくる人材売買業の方も実は明らかにステロイドでアトピーを力押しに抑えているキャリアウーマン風の女性なのである。それにうっかり、「アトピーです!!」って答えて、インターネットで高山とアトピーと検索されてしまえば、高山家ホームページの本人とばれたらこれも豪いことであるのも間違いなのである。病歴が思いっきりばれるのである。

 一応、今回は、虚弱体質ということを延々と説いておいた。「体調管理はしっかりしてくださいね」って自己責任論を展開してくるので「居酒屋では養命酒をお願いすることにしています」などというくだらないことも言いながら、かわした。人間の体調がコントロールできるなら、人間は生死のコントロールさえ出来るということになるぐらい、おかしいことと考えられない社会の常識にうんざりしつつ、今日も体調管理が出来なかった人間が死んでいってるぞと思いつつ、人材売買業に人身把握されている今日この頃である。

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