2002年6月アーカイブ

高山家ホームページをいつもご閲覧いただきまことにありがとうございます

wabi.gif  高山家ホームページを開設してから早 六年目を迎えようとしております。多くの方から励ましのメールや叱咤激励、ステロイド剤に関する質問やアトピーの治療法や病院の紹介依頼の問い合わせなど今まで多くいただきました。

 しかしながら当方は個人のアトピーホームページという性質上ご相談のお返事はできるだけ控えさせていただいておりました。
せっかく苦労して書かれた文章に対し、お返事をしないことはずっと心苦しく思っておりましたし、お返事しないことの無礼さも十分理解しておりました。
この点に関しまして今までメールをいただいた方に対し深くお詫びいたします。


ki.gif  高山家ホームページはステロイド剤を使わずにアトピー性皮膚炎とつきあうという趣旨の元、ホームページを展開し、より多くの方に現状をわかってもらおうと努めて参ったつもりです。

 ホームページを作った当初はステロイド剤を使わない方法をとった患者さんも少なく、時間がたてばステロイド剤を使わない治療を理解する患者さんもお医者さんも数多くでて高山家ホームページに、問い合わせをする数も減り、当方の存在は必要なくなるであろうと考えておりました。私がステロイド剤を使わない治療を選んだのは当初、ステロイド剤への恐怖があったことは確かです。ステロイド剤を使わない治療をしたらアトピー性皮膚炎が完全に治るんではないかという妄想もある程度持っておりました。そして時がたつにつれ、九年前にステロイド剤を使わない治療を選んだ友人知人の中でも、再びステロイド剤を使う治療に切り替えた方もちらほら出て参りました。プロトピックという。いいのか悪いのか実情のつかみきれない新薬も登場し治療の選択の幅が広がっています。さらにはステロイド剤を数年間やめてもアトピー(症状)がいっこうに改善しない患者さんも出てきました。


syoh.gif ステロイド剤をやめただけではアトピーは治らない事が徐々に浸透しだした昨今の事実をいいことにステロイド剤を使わない治療をする側を糾弾する声が大きくなり出しました。
 ステロイド剤はアトピー症状のひどいときは第一選択肢であると標榜し、ステロイド剤をコントロールすればアトピーは治るという論調が最近マスコミを通じよく報道されるようになりました。ステロイド剤の恐怖を煽り立てたせいで無謀に脱ステロイドを患者が敢行し引きこもりや社会復帰をできなくなるような人間を作り出した悪の元凶は脱ステロイド理論だと。アトピーは難病でもなんでもないんだと。ステロイド剤を使う恐怖さえ、無くなればなんの問題もないということでしょう。確かに、ステロイド剤を全く使っていなかった健常者が突然20代後半頃にアトピー性皮膚炎を発症し重篤な状態になる患者さんがいることを考えればステロイド剤がアトピー患者を作っている事の証明にはならないでしょう。ステロイド剤を塗りながらアトピー性皮膚炎が治っていく事例もあるようです。

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だといってステロイド剤を使わない治療をしようとしている医師達の存在意義は不要だといえるのでしょうか。
 ステロイド剤の問題に対してはこの10年間、反ステロイドが擁ステロイドかの二派に分かれ善悪を決めようとする私から言わせれば低次元な議論しか耳にしませんでした。
ステロイド剤を使わない治療をする医師に対してはステロイド剤を使わないと標榜する反体制派だといった、くだらないレッテルを押しつけているようにしか、私には見えませんでした。なぜ中立的な議論がおこらないのでしょうか?
ちなみに私は現在ステロイド剤を使わなくてもふつうに生活できています。ただ、病気の原因は不明なため多少の波はありますが、生死に関わることのない慢性疾患であるアトピー性皮膚炎に対して健常者が使用しても副作用が確認できるステロイド剤を使う必要があるとは思いません。ただ、生死に関わったり、一般社会生活に適応できなくなるような事態の場合は有無を言わずステロイド剤を使うつもりです。

 

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私はこの原因不明のアトピー性皮膚炎は多少の一般生活に不快はあっても生死に関わる事のない段階までは何もしないで様子を見てもらえる医師が増えてもらえること目指していきたいと考えます

 ステロイド剤をできるだけ使わない治療をする先生方にお会いする機会が多いのですが、なぜ、ステロイド剤を使わない治療が浸透しないんですかとお聞きすると必ず返ってくる言葉が、診療に手間がかかる割に報酬が全く発生しない事につきるそうです。皮膚科は内科のように検査もあまり無いですし、アトピー性皮膚炎にステロイド剤なしの治療を敢行した場合、必ず患者は日々の苦痛を訴えます。しかし原因がわからないので耐えてもらうしかない。その際苦痛を十分聞いていると診察時間は長引き回転率は悪く、診療報酬でとれる点数も低くといいことが全くないのです。それこそ、手間はかかるは金取れないでは医療もボランティアではないわけですから率のいい方いい方へ流れるのは致し方ないことです。

そこで高山家は提案します

今の医療環境では不安を少しでもない状態で受けられる医療を選択することは不可能なのです。

選択肢を増やすためにも質の高い治療をする医師の環境を治療しやすい環境に制度的に確立できるようにいろいろな形で社会へ働きかけをしていきたいのです。

このプロジェクトを始めるにあたり、前述のような考えにご協力・ご賛同いただける方を募りたいと思っております。


そこで高山家よりお願い

ミーティング開催のお知らせ

2003年10月18日(土曜日)14:00から

神戸市長田区海運町3-3-8 カトリック鷹取教会内の
たかとりコミュニティーセンター 食堂二階 にて開催します。
http://www.tcc117.org/maps.html

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参加する意志をお持ちの方はあらかじめメールにて、できるだけご連絡ください。

今回は前回の各計画を実現していくために
私達に何が出来るのかを考える機会にしたいと思っております。
ワイワイとアイデアを出せる場になることを期待しています。

多くの方がご参加いただけることを期待しております。

なお、このプロジェクトは特定の宗教、政党、民間療法や治療法などを支持するものではなく、あくまでも中立的な立場を大原則として活動をしていきます。

 

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